(かのう‐まさのぶ)
室町後期の画家。狩野派の始祖。元信の父。大炊助おおいのすけと称。周文に学び、俗人の水墨画家として初めて幕府の御用絵師にのぼり、足利義政?義尚に仕えた。水墨画を武家階級の好みに近づけることによって狩野派の画風の基を開いた。(1434~1530)